≪問1≫ 建築確認申請中の新築一戸建てを、「建築条件付売地」として広告した。 |
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一戸建てとして販売予定の物件を、建築確認を取得するまでの間、「建築条件付売地」として
広告することは、 宅地建物取引業法および不動産の表示に関する公正競争規約で定める
広告開始時期の制限違反として取り扱われます。建築確認を取得してから、「新築一戸建て」
としての広告をお願いいたします。 |
≪問2≫ LDK8帖、和室6帖、洋室6帖の物件の間取りタイプを「2LDK」と表示した。 |
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ダイニング・キッチン(DK)とリビング・ダイニング・キッチン(LDK)を表示する場合は、
居室(寝室)数に応じて最低必要な広さ(帖数)の目安が異なります(下記参照)。
問題文の間取りタイプは「2DK」になります。

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≪問3≫ インターネットで広告掲載中の物件に申込みが入ったが、まだ正式契約には至っていないため、
物件情報は掲載を続けた。これは「おとり広告」に該当する。 |
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たとえキャンセルの可能性がある「申込み」であっても、一番手で取引できない物件の掲載は
「おとり広告」に該当します。成約済はもちろんのこと、申込みが入った時点での非公開処理を
お願いいたします。 |
≪問4≫ 周辺施設のキャッチコピーとして、「商店街至近、買物便利」と表示した。 |
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周辺施設を表示する場合は、施設の名称と物件からの道路距離の表示が必要です。
≪表示例≫ ○○商店街至近(200m)、買物便利 |
≪問5≫ 賃料8万円の物件だが、キャンペーン期間中に契約すると賃料が半年間7万円になる。
賃料欄には、キャンペーン賃料の7万円を表示した。 |
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契約期間中に賃料が変動する場合は、契約期間内で最も高い月額賃料を賃料欄に表示してください。
また、キャンペーン適用時の賃料や期間など、詳細は備考欄などへ補足をお願いいたします。
≪表示例≫ 賃料欄:8万円 備考欄:○月末までにご契約の方は、半年間賃料が7万円となります。
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≪問6≫ 賃貸物件で家賃保証会社への加入を条件とする場合、その旨と利用料金の記載が必要である。 |
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設問の通り。
≪表示例≫ 家賃保証会社加入要 保証料:月額賃料の○%
※その他、契約時や入居後に必要となる費用はすべて名目と金額の記載が必要です。 |
≪問7≫ リフォーム(リノベーション)を行った年月を「建築年月」として表示した。 |
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規模に関わらずリフォーム(リノベーション)を行った年月を「建築年月」として表示することはできません。
また、リフォーム(リノベーション)を表示する場合は、その時期(年月)と内容の記載が必要です。
≪表示例≫ 2017年1月、内装リフォーム(クロス張り替え、キッチン・トイレ交換)
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≪問8≫ 新築一戸建ての広告において、隣地が工場であるのに樹木を描いた完成予想図を掲載した。 |
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宅地または建物の見取図、完成図、完成予想図などの絵図は、その旨を明示し、当該物件の
周辺状況について表示する場合は、現況に反する表示はできません。 |
≪問9≫ 価格が2,500万円〜3,500万円の新築分譲マンションの販売キャンペーンとして、「○月末までに
ご成約の方の中から抽選で3名様に10万円分の家電製品をプレゼント」することは、
景品規約上問題ない。 |
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懸賞景品(くじなど抽選により当選者を決定する方法)においては、取引価額(契約費用)の20倍または
10万円のいずれか低い額が限度となります。よって、取引価額が5,000円以上の場合は、提供できる
景品の限度額が10万円となるため、設問の景品提供に問題はありません。
※懸賞景品で提供できる景品類の総額は、当該懸賞に係る取引予定総額の2%以内となります。 |
≪問10≫ モデルルームで使用した建築後1年未満の住戸を「新築」と表示した。 |
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建築後1年未満であって、居住の用に供されたことのないものは「新築」として表示することができます。 |